診療のご案内
2023.4.24
胎児スクリーニング外来とは?
近年、徐々に浸透してきた胎児スクリーニングですが、まだまだ東三河では開設しているクリニックは限られています。
当院では、赤ちゃんの姿を時間をかけて見ることで、可愛いお顔や仕草を見ることができ、赤ちゃんの愛情がより一層深まるお手伝いを致します。
検査時期
妊娠18週から30週前後に2回実施
検査内容
胎児スクリーニングでは、当院の超音波検査技師が20分~30分かけて通常の妊婦健診では行わない以下の内容を可能な限りチェックしてまいります。
・赤ちゃんの全身の形態
・胎盤
・へその緒 など
※赤ちゃんの向きや母体の肥満、子宮内の状態などによりチェックが困難な場合がございます。
また、胎児スクリーニング外来でさらに細かい検査が必要とされた場合は、専門の施設へ紹介させていただく事もございます。(主にあいち小児保健医療総合センター、豊橋市民病院)
発見できないこと
近年の技術の進歩により超音波検査で分かることも多くなってきましたが、決して万能な検査ではなく、超音波検査で見つからなかった異常が出生後に分かることもあります。
以下の赤ちゃんの機能的な障害は超音波検査で見つけることは困難です。
・知的障害
・聴覚障害
・視覚障害 など
超音波画像は妊婦様にとって「何を見ているの?」「何かを測っているけど、異常があるの?」など疑問や不安を感じることもあるかと思います。胎児スクリーニング外来では、赤ちゃんのどんなところを見ているか、何を測っているのか可能な限り説明しながら検査を進めていくように心がけています。検査中気になることがありましたら遠慮なくご質問してください。