診療のご案内ドクターズVoice
2025.3.15
どれくらいの人が新型出生前検査〈NIPT〉を受けているの?〜2024年の実績より〜その1
当院は、2024年4月より日本医学会の定めるNIPT 実施の連携施設として認証され、検査を開始しました。
東三河地域でNI PTが実施できる医療機関は、当院と豊橋市民病院の二つの施設です。
現在、当院通院中の方だけでなく、広く検査希望の方へのカウンセリングと検査の受け入れを行っています。
4月から12月までの実績をみると、当院で出生前カウンセリングを行なったのは143組でした。この中でNIPTを希望され、検査したのは107組です。他の方は、カウンセリングを受けた上で相談し、検査不要と考えたり、血清マーカー検査や羊水検査等、他の検査を選択した方です。当院通院中の方は胎児スクリーニング検査も行っています。
NIPTの検査を受けた中で陽性は3例で、それぞれ21番トリソミー(ダウン症候群)が1例、18番トリソミー(エドワーズ症候群)が1例、偽陽性が1例でした。
これらの結果は母体の年齢にも大きく関与しますから、続きは年齢別の検査実績で検討していきます。
当院での出生前カウンセリング及び検査について、詳しくはこちらをご覧下さい。
