助産師・ナース便り
2022.8.22
看護部門による講習会実施

新生児蘇生法(NCPR)専門コースを当院で開催しました。

新生児蘇生とは、日本周産期・新生児医学会が中心となり、出生児に呼吸循環の確立が遅れる赤ちゃんに対して、効果的な心肺蘇生法を行うことを目的とした講習会です。

当院では、すでに出産に関わるスタッフの大多数がA(アドバンス)コースを取得しており、今回はB(ベーシック)コースからのステップアップや、再度A(アドバンス)コースを学び直したい人などが受講しました。

当院では、和痛分娩である、ソフロロジー式分娩の呼吸により、元気に産まれる赤ちゃんが多いです。

しかし、万が一に備えて、赤ちゃんの蘇生が、医師・助産師・看護師のチームで一丸となって行えるように、常日頃から備えておくことが大切だと思っています。

他所の講習会場等ではなく、当院内での講習実施でしたので、実際の動きや使用する器具に触れながら行うことが出来ました。

いざという時に具体的な行動を取るためのシュミレーションをしながら行えたことはとても有意義だったように思います。

今後はアドバンスコースからの継続学習支援として、S(スキルアップ)コースも開催する予定です。